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生コンクリート

生コンクリートとは

生コンクリートとは、固まる前のコンクリートです。

生コンクリートは練り混ぜて、まだ固まっていない状態で直ぐに工事現場へと配達される柔らかなコンクリートの事です。
コンクリートの特性:固まる前の状態では、自由な形を形成でき、固まると耐火性や耐久性の高い素材になります。

生コンクリートは何で出来ている?

コンクリートには、使うセメントや骨材の種類、水の量などを配合の割合、工事方法などによりたくさんの種類があります。それぞれの使い道に合わせて、強度やスランプの違う色々なコンクリートが使い分けられています。

一般的なコンクリートの割合

コンクリートの長所と短所

長所

・固まるまでに変形が自由
・火や地震に強い
・圧縮に対して強い
・長持ちする
・早期施工が可能
・高い耐久性
など

短所

・引っ張りに弱い
・重量がある
(長所として利用する場合もある)
・十分な強度まで時間がかかる
・規定時間内での納入
など

コンクリ-トの固まり方

コンクリートの製造はセメント・砂・砂利に水を加えた後、よく練り混ぜます。
生成初期は粘土のように柔らかいので変形が簡単ですが、時間経過に伴い硬化して変形できなくなります。
更なる時間経過で強靭な塊になります。
コンクリートが固まるのはセメントが水と反応して新しい化合物になり、骨材(砂、砂利)を強く結びつけるからです。

コンクリートの硬さの程度を「強度」と言います。
強度とは:それぞれの構造物が所要の性能を得るためにコンクリートに求められる品質で、単位はN/m㎡で表します。主に圧縮強度試験で評価されます。